確定申告書等作成コーナーの使い方|国税庁サイトで申告する手順
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確定申告

確定申告書等作成コーナーは、国税庁が無料で提供する申告書の作成サービスで、画面の案内に従うだけで税額まで自動計算されます。準備するものから作成・提出の手順、つまずきやすい点までを順に確認します。
名前は聞いたことがあっても、いざ開いてみると項目が多く、どこから手をつければいいのか戸惑ってしまう。そんな声をよく耳にします。けれども、全体の流れさえ分かってしまえば、はじめての方にとってこれほど心強い味方はありません。計算を自動でやってくれるため、税額の計算ミスを減らせるのも大きな利点です。まずはサービスの中身から見ていきましょう。
☑ 国税庁のサイトで申告書を作れると聞いたが、どこから始めるのか分からない
☑ 無料で使えるのか、料金がかかるのか不安だ
☑ 入力した後、どうやって提出すればいいのかイメージできない
確定申告書等作成コーナーとは
まずは、このサービスがどんなものなのかを理解しておきましょう。仕組みを知ると、安心して使い始められます。
国税庁が提供する無料の作成サービス
確定申告書等作成コーナーは、国税庁のサイト上で、確定申告書を画面の案内に従って作成できるサービスです。利用は無料で、特別なソフトを購入する必要もありません。画面の質問に答えたり金額を入力したりしていくと、税額が自動で計算され、申告書の形に整えてくれます。そもそも確定申告が必要な人の範囲は、国税庁タックスアンサーNo.2020「確定申告」で確認できます。
作成だけでなく提出までできる
このサービスは、申告書を作るだけでなく、そのまま提出する方法も選べます。提出のしかたは大きく分けて、画面の案内に沿って電子で送る方法と、作成したものを印刷して提出する方法があります。自分の環境に合わせて選べるため、パソコンに不慣れな方でも取り組みやすいのが特徴です。
利用前に準備しておくこと
スムーズに進めるために、始める前にいくつか準備をしておきましょう。手元に必要なものがそろっていると、途中で止まらずに進められます。
申告に使う書類をそろえる
まずは、申告に必要な書類を手元に集めます。事業の所得を申告する場合は、売上や経費をまとめた帳簿が中心になります。あわせて、各種の控除を受けるための証明書類なども用意しておきましょう。必要な書類が手元にあるだけで、入力作業は驚くほど楽になります。青色申告で作成する方は、要件を落として控除を無効にしないよう、青色申告が取り消される条件と再申請の方法も確認しておくと安心です。
提出方法に合わせた準備
電子で提出したい場合は、本人確認の方法に応じた準備が必要です。たとえばマイナンバーカードを使う方式であれば、カードと読み取り手段、暗証番号を用意します。印刷して提出する場合は、印刷できる環境があれば始められます。どの方法で提出するかを先に決めておくと、準備に迷いません。
申告書を作成する流れ
準備ができたら、実際に申告書を作っていきます。画面が丁寧に案内してくれるので、一つずつ進めていけば大丈夫です。
作成を開始して申告の種類を選ぶ
確定申告書等作成コーナーにアクセスし、作成を開始します。最初に、どの申告書を作るのか、提出方法はどうするのかといった点を選んでいきます。ここで選んだ内容に沿って、その後の入力画面が表示されるので、自分の状況に合うものを選びましょう。年の途中で休業した年など特殊な事情がある方は、病気・療養で年の途中に休業した個人事業主の確定申告も参考になります。
収入・経費・控除を入力する
次に、収入や経費、各種の控除を入力していきます。事業の所得であれば、帳簿でまとめた売上や経費の金額を該当する欄に入力します。画面は項目ごとに分かれているため、案内に従って順番に埋めていけば、自然と申告書が出来上がっていきます。どこに何を入れればよいか迷ったときは、各項目に表示される説明を読みながら進めると安心です。入力した内容は途中で保存できるので、一度に終わらせる必要はありません。分からない項目はいったん飛ばし、調べてから戻るという進め方でも問題ありません。たとえば語学・英会話講師のレッスン料収入と経費の入力例のように、業種ごとに入力する内容は異なります。
そもそも入力する帳簿づくりに自信がない場合は、帳簿づくりから申告まで任せる確定申告代行という選択もあります。作成コーナーの操作より前の段階、日々の記帳でつまずくというご相談は実際に多いものです。
提出のしかたを選ぶ
申告書ができたら、いよいよ提出です。自分に合った方法を選びましょう。それぞれの特徴を押さえておくと判断しやすくなります。
電子で提出する方法
作成した申告書を、画面の案内に沿ってそのまま電子で送る方法です。税務署に出向く必要がなく、自宅から提出を完結できます。マイナンバーカードを使う方式などがあり、本人確認を済ませたうえで送信します。窓口の混雑を避けたい方や、移動の時間を省きたい方に向いた方法だといえます。提出後は、受け付けられたことを示す記録を確認・保存できますので、忘れずに残しておきましょう。電子申告の詳しい仕組みは、e-Tax(国税電子申告・納税システム)で確認できます。
印刷して提出する方法
電子での提出が難しい場合は、作成した申告書を印刷し、税務署へ持参するか郵送して提出する方法もあります。手元に紙の控えが残るため、形として残しておきたい方には分かりやすい方法です。パソコンやスマホでの電子的なやり取りに不安がある方にも取り組みやすい方法だといえます。どちらの方法を選んでも、画面の案内に従って作成した申告書の中身そのものは変わりませんので、自分が安心して進められる方を選んでください。
つまずきやすいポイント
便利な作成コーナーですが、いくつか気をつけたい点があります。先に知っておけば、落ち着いて対処できます。
入力する欄を取り違える
項目が多いため、入力する欄を取り違えてしまうことがあります。とくに収入と経費、控除の区別はしっかり確認しましょう。入力後に表示される計算結果が、自分の感覚と大きくずれていないかを見ておくと、間違いに気づきやすくなります。違和感があれば、入力内容を一つずつ見直してみてください。
データの保存を忘れる
作成の途中で離れる場合は、入力データの保存を忘れないようにしましょう。保存しておけば、後から続きを再開できます。また、提出後は申告内容の控えをきちんと残しておくことが大切です。控えがあれば、後から内容を確認したいときや、収入の証明が必要になったときに役立ちます。
よくある質問
Q. 確定申告書等作成コーナーの利用は有料ですか?
いいえ、国税庁が提供しているサービスで、利用は無料です。専用のソフトを購入する必要もありません。インターネットにつながる環境があれば、画面の案内に従って申告書を作成できます。安心して使い始めてください。
Q. 途中まで入力して中断しても大丈夫ですか?
はい、入力したデータは途中で保存でき、後から続きを再開できます。一度にすべてを終わらせる必要はありません。分からない部分が出てきたら、保存して調べてから戻る、という進め方でも問題ありません。焦らず取り組みましょう。
Q. パソコンとスマホ、どちらでも使えますか?
パソコンでもスマートフォンでも利用できます。画面の大きさや操作のしやすさは環境によって異なるため、入力する項目が多い場合は、画面の大きいパソコンの方が作業しやすいと感じる方もいます。自分が使いやすい機器を選んでください。
結論:流れを押さえれば作成コーナーは心強い
確定申告書等作成コーナーは、国税庁が無料で提供している、申告書を画面の案内に従って作成できるサービスです。必要な書類をそろえ、作成を開始して収入・経費・控除を入力し、電子か印刷のいずれかで提出する、という流れを押さえておけば、はじめての方でも申告書を形にできます。税額を自動で計算してくれるため、計算ミスを減らせるのも大きな安心材料です。
つまずきやすいのは入力欄の取り違えやデータの保存忘れですが、計算結果を確認し、こまめに保存する習慣をつければ防げます。提出後の控えの保存まで含めて一連の流れと考えておけば、毎年の申告がぐっと身近になります。まずは余裕をもって書類を集めることから始めてみましょう。
作成コーナーの使い方は分かっても、そこに入力する帳簿づくりでつまずく——その入り口をまるごと任せてしまう手もあります。
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【本記事の監修】
領収書丸投げドットコム 責任者 山下
個人事業主・フリーランス専門の記帳代行サービス「領収書丸投げドットコム」(運営:それいけ株式会社)の責任者として、日々の記帳代行・確定申告サポートの実務知見に基づき本記事の内容を確認しています。本記事は、国税庁など公的機関の公表情報をもとに作成しています。








