確定申告後にやるべきこと一覧|納税・還付・保管・来年の準備までわかりやすく解説
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確定申告

確定申告は提出して終わりではありません。納税と還付金の確認、書類の保管、住民税のチェック、そして来年に向けた準備までが一連の流れです。見落とすと後で困る「申告後にやるべきこと」を、順序立てて時系列で整理します。
「提出したから一安心」と手を止めてしまうと、納付期限の超過や還付の取りこぼし、書類の紛失といったトラブルにつながりかねません。個人事業主は帳簿や証憑の保存義務もあります。何を・いつまでに行うかを、順番に確認していきましょう。
☑ 確定申告を出したあと、何をすればいいのかわからない
☑ 納税の期限や方法がよくわからない
☑ 書類の保管期間や来年の準備について知りたい
確定申告書を提出したら「これで完了!」と思いがちですが、実は申告後にもやるべきことがいくつかあります。納税、還付金の確認、書類の保管、来年に向けた準備など、見落とすと後で困るものばかりです。
納税を忘れずに行う(納付が必要な場合)
確定申告で税額が発生した場合、納付期限は原則として3月15日です。期限を過ぎると延滞税が発生するため、忘れずに納付しましょう。
主な納付方法
・振替納税:事前に登録した口座から自動引き落としされます。納付忘れを防げる最も安心な方法です
・e-Taxでの電子納税:インターネットバンキングやクレジットカードで納付できます
・コンビニ納付:QRコードを使ってコンビニで納付できます(30万円以下)
・金融機関の窓口:納付書を使って銀行や郵便局で納付できます
個人事業主の方は、所得税に加えて消費税の納付も必要な場合があります。消費税の納付期限は3月31日ですので注意しましょう。
還付金の入金を確認する
確定申告で税金を納めすぎていた場合や、医療費控除などの適用を受けた場合は、還付金として税金が戻ってきます。還付金は、確定申告書に記載した銀行口座に振り込まれます。還付を受けるための申告(還付申告)の基本は、国税庁タックスアンサーNo.2030「還付申告」で確認できます。
還付金の入金時期の目安
・書面で提出した場合:1か月~1か月半程度
・e-Taxで提出した場合:約3週間程度
e-Taxで提出した場合は、e-Taxの「還付金処理状況」画面で進捗を確認できます。書面提出の場合は、「国税還付金振込通知書」が郵送されますので確認しましょう。もし予定の時期を過ぎても入金がない場合は、税務署に問い合わせましょう。年末調整で控除もれがあった会社員の還付については、年末調整の控除もれを取り戻す還付申告で詳しく解説しています。
申告書類の控えと関連書類を保管する
確定申告が終わったら、申告書の控えや関連書類をきちんと保管しておきましょう。税務調査や将来の手続きで必要になることがあります。帳簿や書類の保存義務については、国税庁タックスアンサーNo.2080「白色申告者の記帳・帳簿等保存制度」も参考になります。
保管が必要な書類と保管期間
・確定申告書の控え(紙またはe-Taxの受信通知)
・領収書・レシート類:個人は5年間、個人事業主は7年間の保管が必要
・源泉徴収票・給与明細などの収入関連書類
・医療費の明細書、寄付金の受領証などの控除関連書類
特に個人事業主の方は、帳簿や証憑書類の保管義務があります。紙の書類はファイルに整理し、電子データはバックアップを取っておくと安心です。電子取引データの正しい保存方法はPDFで受け取った領収書の保存にまとめています。また、申告書の控えは融資やローン審査でも使うため、確定申告書の控えの保存と活用もあわせて確認しておきましょう。
住民税の変更を確認する
確定申告の内容は、翌年度の住民税にも反映されます。住民税は確定申告のデータをもとに自動的に計算されるため、別途の申告は不要です。ただし、以下の点を確認しておきましょう。
・住民税の通知書は6月頃に届きます(会社員は会社経由、個人事業主は自宅に郵送)
・ふるさと納税や医療費控除の適用が反映されているか確認しましょう
・副業の収入がある場合、住民税の徴収方法(普通徴収または特別徴収)を確認しましょう
副業を会社に知られたくない場合は、確定申告書の「住民税の徴収方法」欄で「自分で納付(普通徴収)」を選んでいるか確認しましょう。これにより、副業分の住民税が会社に通知されるのを防ぐことができます。
来年の確定申告に向けた準備
今年の確定申告が終わったら、来年に向けて早めに準備を始めましょう。直前に慌てるよりも、日頃から少しずつ進めておくことで、来年の申告が格段に楽になります。
・領収書やレシートは毎月整理して保管する習慣をつけましょう
・会計ソフトやクラウド会計を導入して日々の収支を記録しましょう
・医療費の領収書は家族全員分をまとめておきましょう
・ふるさと納税の寄付先や金額を記録しておきましょう
・生命保険や地震保険の控除証明書は届いたらすぐに保管しましょう
特に領収書の整理は、後からまとめてやると大きな負担になります。月別・費目別にためない仕組みは領収書の整理術が参考になります。毎年の記帳と申告をまとめて任せたい方は、領収書を送るだけで対応できる申告書の作成まで任せられる確定申告代行という選択肢もあります。
よくある質問(Q&A)
Q. 確定申告後に間違いに気づいた場合はどうすればいいですか?
A. 税額を少なく申告していた場合は「修正申告」、税額を多く申告していた場合は「更正の請求」を行います。修正申告は気づいた時点ですみやかに行いましょう。更正の請求は法定申告期限から5年以内に手続きが必要です。
Q. 還付金が振り込まれないのですが、どうすればいいですか?
A. 書面提出の場合は1か月~1か月半、e-Taxの場合は約3週間が目安です。それを過ぎても入金がない場合は、申告書に記載した口座情報に誤りがないか確認し、管轄の税務署に問い合わせましょう。
Q. 確定申告の書類はいつまで保管すればいいですか?
A. 個人の場合は原則5年間、個人事業主の場合は帳簿・書類を7年間保管する義務があります。税務調査や修正申告の際に必要になるため、確定申告書の控え、領収書、源泉徴収票などは大切に保管しておきましょう。
まとめ|申告後の5ステップを漏れなく
確定申告は提出して終わりではありません。納税、還付金の確認、書類の保管、住民税の確認、そして来年に向けた準備までが一連の流れです。
この記事で紹介したポイントを押さえておけば、申告後の手続きを漏れなく進めることができます。特に初めて確定申告をした方は、一つずつチェックしていきましょう。
申告後の保管や来年の準備まで見据えると、領収書の整理は年間を通して続く作業です。記帳代行の現場でも、申告直後は片づいていても、翌年また同じように領収書がたまってしまうというご相談をよくいただきます。
記帳代行の料金・対応範囲:領収書丸投げドットコムの個人事業主向け基本プランは月額6,600円(税込)。仕訳入力から月次試算表の作成まで対応し、領収書の枚数による追加料金はありません。初期費用は0円で、過去分は依頼開始月から申込月までの料金を初回にまとめて請求します。法人、農業・漁業・酪農・畜産業、士業、医師、整骨院は別途お見積もり。確定申告書の作成・提出は月額料金に含まれず、税込55,000円から、税理士との別途契約となります。各プランの料金・初回請求例を確認する。記帳代行を無料で相談する。
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【本記事の監修】
領収書丸投げドットコム 責任者 山下
個人事業主・フリーランス専門の記帳代行サービス「領収書丸投げドットコム」(運営:それいけ株式会社)の責任者として、日々の記帳代行・確定申告サポートの実務知見に基づき本記事の内容を確認しています。本記事は、国税庁など公的機関の公表情報をもとに作成しています。








